Q & A

【Q1】情報だけ知っていて、何の得があるのですか?

ア)医師の言うことはいつも正しいと思っていませんか?


医師のいうことがいつも正しければ、誤診や医師の知識不足による不適切な治療という問題はおきません。
また、誤診ではなくても医師や医療機関によって患者さんに提供すべきだと考える治療は同じとは限りません。
医師や病院によって、提供できる医療内容に限界がある場合もあります。
納得できる医療を受けたければ、 患者さん自身が医師に質問できるくらいに情報を得て賢くなるしか方法はありません。
当センターの専門家は、最新の医療情報を得るため、常に国内外の主要な学会誌、医療専門ネットニュースに目を通していますから、 病気の内容や治療法、治療法がいくつもある場合にはそれぞれの治療法のメリット、デメリット等も含めて詳しく説明することができます。
患者さんが納得して治療を受ける助けになると確信しています。


イ)情報だけでは役にたたないと思っていますか?


「情報の目的は知識ではない。正しい行動である。」とドラッガーも言っています。
正しい行動をとるためには、まず正しい情報を得て、それをもとに考えることが大切なのです。
私達の周りには、膨大な「情報」があふれています。
そして私達は、健康になりたい一心で、その内容に何の疑問も持たずにあらゆる「情報」を受け入れてしまいがちです。

 

でも、全部の「情報」を実行すれば「健康」になれるわけではありません。
医学は科学に基づいた技術ですから、正しい科学情報を選び出して、それに基づいて正しい行動をすることこそ重要なのです。
ですから、
 

 ①まず皆様に、正しい科学情報をお届けすることから始め、

 ②そして、医療の専門家が、健康法・治療法の根拠・問題点を科学的に説明し、

 ③その後一緒に治療法を考えていき、

 ④納得できるまでコミュニケーションを重ねていきます。


ウ)西洋医学だけでなく、東洋医学の情報もあわせて提供します。


西洋医学では、発病してからはじめて治療に取りかかります。
医師に「これくらいなら 大丈夫ですよ」と言われ、本当に大丈夫と思って変わらず生活していたら、ある日突然「悪くなって いますね。毎日この薬を飲んでください」と言われ、ずっと病気と付き合わなくてはならなくなったという 経験はありませんか?
血液検査の結果に「↑」マークが出ているのに、「これくらい気にしなくていいですよ」といわれ、そうかなと思っていたら、ある日「値が随分悪いですね。」と言われたことはありませんか?
なぜ「これくらい」 のうちに忠告してくれなかったのか、放っておけばいつかはこんなになることを早く教えてくれなかったのか…と 思ったことはありませんか?
東洋医学には、未病という、病気になる一歩手前という考え方があります。
病気になる前の状態のときに異常を察知して対処し、発病を未然に防ぐこと、健康なときからその維持・増進を図ることも大切なのです。そのような考え方から、東洋医学に関する情報もあわせて提供しています。

 

エ)情報は、体調が悪くなる前には役にたたないのではないでしょうか。

 

いいえ、正しい情報は、「転ばぬ先の杖」になります。
医師は、重い病気を見慣れているので、まだこれくらいなら…と思いがちです。
でも、自分に知識があれば、軽いうちから自衛手段をとれるし、用心するので病気の寸前で歯止めをかけ、つらい思いをしなくてすむのです。
ひいては、年をとってもベッドに縛られない、健康で快適な生活を1日でも長く過ごせる可能性がグッと高まるのです。



【Q2】インターネットの医療 Q&Aとどこが違うのですか?

 

ア)インターネット情報は、手っ取り早く答えを得ようとする場合には効果的です。

しかし、医学は「患者と共に始まり、患者と共にあり、患者と共に終わる」(ウィリアム・オスラー)と言われるように、患者さんとの理解と信頼なしには成立しません。
当センターでは、顔を見ながら 会話のキャッチボールをすることによって、お互いにより理解を深め、信頼関係を築くことができます。
理解を深め、信頼関係を築くことによって、どんな些細なこともどんなに聞きにくいことでも相談していただける雰囲気になっていきます。

その中で次々わいてくる疑問も遠慮なく投げかけてもらえますし、あっそうだったのかと気づくことも多いと思います。
また、完全にプライバシーが確保されていることも、時間に追われないことも、そんな雰囲気作りの一助になると思います。
ちなみに、「対人」と「対パソコン」とでは、飛び交う情報量が1万倍以上も違うと言われています。

 

イ)インターネットの医療Q&Aでは、1つの疑問に対する答だけが端的に示されます。でも人の体は、色んな器官が影響しあって複雑に機能しています。「ああすればこうなる」と単純に解決できるものではないのです。
たとえば、牛乳を毎日飲めば脳梗塞になる確率は低くなると言われます。他方乳癌の確率はあがるとも言われます。
1つ1つの情報をバラバラではなくいかに関連づけていくか、情報と実態とをどう折り合いをつけさせていくかを一人一人の生活スタイルや習慣に耳を傾けながら細やかに対応することこそ大切だと思っています。
それは、多面的な視点から体を見なければ解決できないことなのです。



【Q3】正しい情報と怪しい情報の区別がつきません。どこをみたらわかりますか?


巷には、膨大な健康に関する情報であふれています。でも、どんなにもっともらしい情報だとしても、無条件に受け入れるのは危険です。
しかしその選別は、医学の基礎知識がなければ、難しいと思います。
当センターは医療の専門家である医師と歯科医師で構成されていますから、医学分野の知識は充分にあります。
また、高い職業倫理をもっていますから、専門性だけではなく正しい情報のみを伝え、社会に貢献するという公共的使命も持ち合わせています。
専門家として情報1つ1つを検討し、なるべく多くの視点から納得できるまでコミュニケーションをとりたいと考えています。
  


【Q4】セカンドオピニオンとどう違うのですか?

 

ア)主治医に知られることなく、正しく必要な情報を得ることができます。

 

セカンドオピニオンとは、今受けている診断や治療法が患者さんにとって適切であるか確認し、最善だと思える治療を患者さんと主治医との間で判断するために、他の医師に意見を求めるものです。
セカンドオピニオン先は、主治医からの紹介、インターネット、口コミ、文献で調べてから選択することが多いでしょう。
でも、インターネットや口コミの情報には、間違った情報も氾濫しているので、躍らされることがないように注意することが必要です。
また、主治医に紹介してもらう場合には、患者さんには主治医に遠慮する気持ちもありますし、伝え方によっては主治医が機嫌を悪くするケースもあります。
現実的な問題として、セカンドオピニオンを正しく理解していない医師や、プライドの高い医師がセカンドオピニオンを取得したいと申し出た患者さんに対して転院や転医を薦める場合もあります。
当センターでは、秘密を厳守致しますので、主治医に知られることなく必要な情報を得ることができます。

 

イ)専門家でもない患者さんが、見てもいない体験もしていないことを限られた時間の中で理解し納得できるものでしょうか?


セカンドオピニオンを聞いて最善の治療法を判断するためには、主治医のファーストオピニオンのみならず、セカンドオピニオンの内容も理解し納得することが必要です。
でも、専門家ではない患者さんが、見てもいない体験もしていないことを限られた時間の中で理解し納得できるものでしょうか?
せっかくセカンドオピニオンを聞きに行っても、話の内容がわからなくて理解できない、何も覚えていないなど、上手く意思の疎通がとれないのでは、何にもなりません。
当センターでは、ひとりひとりの方に充分な時間をかけ、受け答えの様子をみながらわかりやすく説明します。
お互いに時間をかけてコミュニケーションをとるうちに、自然に信頼関係がうまれ、良い結果が得られると信じています。
セカンドオピニオンを受ける前に、あるいはセカンドオピニオンのかわりに、ご相談されるのもよい方法なのではないでしょうか。

 

ウ)医師の意見が異なり、何が正しいのかわからずに混乱していませんか?


医療は日進月歩で新しい治療法が次々に生まれています。そのすべてを1人の医師が把握しているとは限りません。
また、医師や医療機関によって患者さんに提供すべきだと考える治療は同じとは限りません。医師や病院によって、提供できる医療内容に限界がある場合もあります。そのためか、医師によって勧める治療法が異なり、何が正しいのかわからずに混乱することも多いと聞きます。
また、医師の世界は学閥や色々難しいことがあり、セカンドオピニオン先も慎重に決めなくては意味がないともいわれています。

当センターの専門家は、国内外の主要な学会誌、医療専門ネットニュース等に目を通しています。

また、患者さんのことを第一に考えています。
ですから、なぜ異なる治療法が提示されたのか、それぞれの治療法のメリット、デメリット等も含めて詳しく説明することによって、患者さんの判断の一助になれると確信しています。



【Q5】なぜ医師によって、言うことが違うということがおこりうるのですか?

 

医師の言うことはいつも正しいと過信していませんか?
医師の前に座ったとき、正しい答えをもらえると思っていませんか?

前述したように、医療は日進月歩で新しい治療法が次々に生まれており、そのすべてを1人の医師が把握しているとは限りません。
また、医師や医療機関によって患者さんに提供すべきだと考える治療は同じとは限らないし、医師や病院によって、提供できる医療内容に限界がある場合もあります。
当センターでは、どの医療機関が主にどのような治療方針をとっているかも含め、ほとんどの医師がとっている西洋医学の立場のみならず、東洋医学の考え方をも取り入れています。
その上で、当センターの専門家である現役医師が、情報の科学的根拠・出典を明らかにしながら、最新情報も交えて、わかりやすく、じっくり時間をかけて、納得いくまで相談にのります。

 


【Q6】休日でも相談できますか?

 

休日、土曜日の午後を選んでいただければ、現役医師のアドバイスを直接うけることができます。
そのため、会社にお勤めの方でも、会社をお休みしなくていいですし、もちろん会社に悩みを知られるおそれもなく、気軽に相談していただけます。

 


【Q7】薬は処方してもらえますか?

 

処方箋は発行しません。
しかし、薬の種類、副作用、その他その薬を服用することのメリットとデメリットについては詳しく情報提供します。
 

 

【Q8】先生は優しいですか?

 

優しいですし、声も穏やかです。
説明するのが好きなので、質問攻めにしても大丈夫です。
お医者さんに聞けなかったこと、聞きづらいこと、何でもぶつけてみてください。何でも答えてくれると思います。
もし、すぐに答えられない質問があったら、きちんと調べて、後日回答致します。